2021/1/9修正(記事全体の見直し)
\補聴器営業マンがイヤホンのお手入れ方法を教えます!/
「最近、イヤホンの音が聞こえづらくなって調子が悪い」
そんなお悩みを持っていませんか?
イヤホンも精密機械、掃除などのお手入れをしなければ故障に繋がってしまいます。
私も昔はイヤホンの掃除なんて全然していなかったので、調子が悪くなるたびにイヤホンを買い替えてました。
イヤホンの掃除方法から乾燥方法までを紹介しています。
イヤホンの調子が悪いあなたのお役に立てるかもしれません、ぜひ一度ご覧ください!
なぜイヤホンをお手入れしないといけないの?
イヤホンを定期的に掃除やお手入れをしないと見た目も良くありませんし、なによりイヤホンや自分の耳を傷めてしまう恐れがあるからです。
◎イヤホンの音質悪化と接続不良
イヤホンの接続部分(プラグ)に汚れが溜まってしまうと接続が悪くなります。
そのため音質が悪くなったり、ノイズが発生する原因になる事も…。
「あれ、イヤホンが聞こえづらいな?」と思ったら、実はイヤホンの接続部分が汚れていただけだった。という場合も多いです。
◎耳にカビが生える
「いや、そんなまさか」と思われるかもしれません…。私も聞くだけで怖いです。
イヤホンが不衛生かつ耳の中が湿った状態が続くと、耳の中にカビの菌(真菌)が繁殖します。
外耳道真菌症と呼ばれており、耳の痛みやかゆみ、耳だれなどの症状に繋がる恐れがあります。
定期的にお手入れをする事でイヤホンを清潔にしましょう!
次の項目からイヤホンの掃除~乾燥まで、3つのお手入れ方法を紹介します。
補聴器営業マンが教えるイヤホンを長持ちさせる3つの方法!
1.汚れはしっかりと拭き取りましょう!
まず一つ目は、イヤホンに付いてしまった汚れをしっかりと拭き取りましょう。
我が家も子供が小さい時にはイヤホンをベタベタ触ってしまう事がありました。
そういった場合は柔らかい布で優しく拭いてください。
使う布はメガネ拭きがおすすめです。
そして使った後のメガネ拭きは、洗ったり・アルコール消毒をしておきましょう。
メガネ拭き。100円ショップとかによく置いてありますね!
ちょっとくらい汚れても平気だよ!と思われるかもしれませんが、仮に汚れや皮脂などが付いてしまい放置をしたら、衛生的にも良くありませんし、綺麗なイヤホンの外装が傷む原因にも繋がりかねません。
補聴器でも、汚れが原因で傷んでしまったものをいくつも見てきたので、汚れはすぐにふき取るようにするとイヤホンがより長持ちします。
2.スピーカーに詰まった耳垢を取る!
二つ目はイヤホンのスピーカーに詰まった耳垢を取る事です。
毎日イヤホンを使っていると、このスピーカー部分に耳垢が入り込んでしまいます。
耳垢が入り込んで溜まってしまう事で、イヤホン本来の音量を出せなくなる事に繋がります(耳垢の溜まり具合には個人差があります)
そこで定期的に、スピーカー部分に溜まった耳垢を掃除する必要があります。
では、ここからは耳垢を掃除する方法を紹介していきます。
①まず、平らな机などで歯ブラシを置き、動かないように手で押さえます。
②次に押さえた歯ブラシにイヤホンのスピーカー部分が下方向に向く様、歯ブラシにそっとあてがいます。
③そしてそのまま優しくイヤホンを左右に動かして、付着した耳垢をかき出します(この時、強くゴシゴシやらないよう注意!)
左に動かしたり
右に動かしたり!
これを耳垢の取れ具合を見ながら繰り返します。
しかし、ここで一点注意ですが、
上記写真の様に、イヤホンのスピーカー部分を上に向けて歯ブラシで掃除をしてしまうと、かき出すはずの耳垢がイヤホン内部へと押し込まれる恐れがあります。
よって、かき出した耳垢を下に落とすため、スピーカー部分を下に向ける事をおすすめしています。
また、もし耳垢が固まってしまって、歯ブラシじゃなかなか取れない!という場合には、爪楊枝などを使ってかき出しましょう(この場合も強くやり過ぎない様注意)
◎カナル型イヤホンの場合
カナル型イヤホンの場合はイヤーピースを取り外してから、上記でご紹介した歯ブラシでの掃除を行いましょう。
※参考イヤホンが100均イヤホンで申し訳ありません…。
外したイヤーピースもウェットティッシュでゴシゴシ拭いちゃってください!
◎プラグ部分も拭き取ろう!
有線タイプのイヤホンであればプラグも拭いておくと良いです。
こちらは拭く時にメガネ拭きをつかいましょう。
3.乾燥させて湿気を取る!
三つ目はイヤホンに付いた湿気を取り除くことです。
精密機械に水分はNGであるように、イヤホンも本体内部に湿気が入り込んでしまうと故障の原因に繋がってしまいます。
ちなみに補聴器の故障原因のダントツトップは湿気による故障です。
定期的に湿気を取り除く事でイヤホンを長持ちさせましょう!
では、ここからは湿気を取る為の方法を紹介していきます。
まずイヤホンの湿気を取る為の道具『乾燥ケース』を作っていきます。
どれも100円ショップなどでそろえる事ができます。
タッパーや布などはご自宅にあるもので代用しても構いませんが、しっかり洗ってから使うようにしましょう。
作り方は非常に簡単です。
まず、タッパーの中に布を敷き詰めて、シリカゲルを入れます。
そして一緒に自分の使っているイヤホンを入れるだけ!
そして蓋を閉めるだけです!
以上です!
シリカゲルの数は1個か、もし心配なら2個入れても良いかなと思います。
もし乾燥ケースを作る時間が無い方は、amazonで専用の乾燥ケースやUV除菌ができる急速乾燥機を販売していますので、よろしければこちらをご利用ください。
また、乾燥ケースにイヤホンを入れる時間についてですが、なるべく長い方が良いです。
できれば寝ている時間位は入れておくとより効果的です。
なので、もし寝ている時間にイヤホンを使わなければ、乾燥ケースに入れておくと良いでしょう。
中には充電が必要なイヤホンや、時間的に難しいという方もいると思います。
そんな時はスキマ時間を使って、乾燥ケースに入れていただければOKです。
私がおすすめするのはお風呂に入っている時間、数十分の間でも毎日イヤホンを乾燥する事で長持ちに繋がります。